子どもの立場からの登校拒否、不登校、いじめ、引きこもりについてQ and A version 4
{ 一般的な質問 } (4)子どもの問題について

どうして学校へ行きたがらない子どもがいるのですか?」  目次へ戻る
 子どもは自我が出てくると、母親から離れて遊ぶようになります。その次の段階として、子どもは自分の意志で子どもの集団に入っていきます。この子どもの集団には入っていく年齢は子どもによって異なります。子どもの集団に入っていける程に成熟している子どもは、喜んで幼稚園や小学校へ行きます。しかしまだ成熟していない子どもは子どもの集団には行っていくのを嫌がります。そのような場合には子どもの成熟を待ってあげればよいだけです。
 子どもの中には、幼稚園に入園の段階で、小学校に入学の段階で、既に心が傷ついていて、集団に対して回避行動をとる子どもがいます。この様な子どもは母親の元で心の傷を癒すことが先決です。子どもの心の傷が癒えると、子どもは自分から子どもの集団の中に出ていきます。
 いわゆるLDとか、ADHDとか、自閉症とか呼ばれている子どもたちがいます。これらの子どもたちに関しては、病気でないことは確かです。これらの子どものうち、心の傷から生じていると考えられる子どももいます。もって生まれた性格と考えられる場合が多いようです。けれど本当のところは分かっていません。

自分の親や生まれを嫌がる子どもがいるのはどうしてですか?」  目次へ戻る
 親に支えられている子どもは与えられた環境に順応してその子どもなりに成長します。与えられた環境について、それをそのまま受け入れて、平等、不平等などの不平を言いません。もし子どもが自分の親や生まれを嫌がるようでしたら、それは子どもが親からストレス受けているからです。

子どもの多様性はどうして生じますか?」  目次へ戻る
 現代の民主主義、個人主義の社会では、大人には多様性のある生き方が許されています。そのような親を受け入れて子どもが育ってきていますから、子どもに多様性が生じてきます。
 物質的に豊かな社会は子ども達に多様性を生じやすい環境だともいえます。物質的に満たされた環境で育った子ども達は、いろいろな物に依存して生活をしています。食べ物やテレビ、ラジオ、CD、衣類、寝具、暖房、冷房など、子ども達が依存している物はたくさんあります。その依存している物をしつけや罰などという、子ども達が納得できない理由で取り上げられたとき、子ども達は強い反応を生じます。それは恐怖に相当します。その結果子ども達は心に傷を受けて、回避行動を取るようになります。それを周りから見ると子どもの性格が変化したと感じられます。物質的に豊かな環境は一見文化的で好ましいようですが、子どもの心を傷つけやすい危険性を持っています。

子どもの怠け癖はどうすればよいですか?」  目次へ戻る
 子どもの行動には全て子どもなりの意味があります。子どもが怠けたように何もしないことにも、その子どもなりに意味があります。多くの場合この様なときには子どもは辛くて動けないのです。決して怠けてやろうとか、ずるしてやろうとか、意識して何もしていないのではありません。ですから子どもが怠けれいるように見えることを責めてはいけません。子どもが怠けているように見えるときは、子どもに何かストレスが加わっています。親の優しさで子どもを守って上げて下さい。

子どもが嘘をつきます」  目次へ戻る
 子どもは好きこのんで嘘をつくわけではありません。嘘をつかないと親から責められて辛い思いをするから、反射的に習慣の心から嘘をつきます。嘘をつかなくて良い、子どものあるがままを認められる環境を、子どもが責められない環境を作ってあげることが必要です。

子どもが盗みをしました。」  目次へ戻る
 子どもは好きこのんで盗みをしません。子どもに加わっているストレスを回避するために、強い刺激を求めて、反射的に習慣の心から盗みをしています。盗みをしたことを咎めると同時に、子どもに加わっているストレスの原因を取り除くことが解決になります。盗みをしたことだけを咎めても、それ自体がストレスになり、悪循環になります。

子どもが夜ゲームセンターに行きます。」  目次へ戻る
 昼夜逆転をしている子どもについて、その子どもがゲームでストレスを発散している場合には、夜ゲームセンターに行くようになります。家の中が子どもの居場所になっているとゲームセンターに行かないで家の中でゲームをします。家の中を子どもの居場所にすると子どもはゲームセンターに行かなくなります。不良仲間に引き込まれなくてすみます。

子どもが死にたいと言います。」  目次へ戻る
 これは子どもが死にたいほど辛いという意味です。自殺するという意味ではありません。子どもに死ぬなと言っても意味がありません。親が子どもの辛さに共感してあげることです。可能なら辛くなる原因の除去ができればよいのですが、多くの場合見つからないことが多いです。見つかったと思っても間違っていることが多いです。


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