子ども心理分析師(心療内科医)による
子どもの心研究所 登校拒否研究室

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2012年1月21
日更新

ここでは登校拒否、不登校の問題を手始めに、子供の心の問題を脳科学の立場から研究しています。
心には意識の心、習慣の心、潜在意識にあり命に直結する情動の心とが有ります。この三つの心を見据えて心を分析しています。

不登校経験者のホームページhttp://plaza.rakuten.co.jp/futoukou/
いじめられ経験を元に活動している作家のホームページhttp://nakazono.nanzo.net/http://fujisawamichi.web.fc2.com/もご覧になって下さい

登校拒否不登校で学校へ行こうとしない行かない子供達は、決して学校をずるして休もうとしているわけではない。学校に恐怖を感じて、学校にいると不安や苦しさを感じて、それに耐えきれないから、学校を回避するのである。
子どもの心の理解に役立つ 「つらい子どもの心の本」 白日社発行 1050円 書店より注文取り寄せです
「頭が良い子に育つ」 風詠社 1000円 現在の子育てを子どもの立場から変える本です。
主催者からのメッセージ皆さんと一緒に悩み、考え、私なりに皆さんを守りたい
子どもに対応をしている親や大人たちへの本です
新刊書 子ども論   風詠社 1000円 書店より注文取り寄せです
ぜひ読んでください。

登校拒否、不登校、引きこもりについて Q and A (小児脳科学心理学添付
15,16章を追加しました 子どもの心の病 第三版 画期的な考え方です。
辛い状態の子どもを支える大人の応援 子どもの心に沿った対応法が記載されています。
新刊、重要 心が辛い若者が元気になるには 年長の子どもへの対応の仕方、考え方が書いてあります
新刊 小、中学校の教師の方々へ 先生方の疑問に答えます。
自己説得法(冊子) 大人の心の問題を解決します。子どもの心には当てはめないで下さい。
登校拒否の考え方 登校拒否、不登校、引きこもりの基本的な考え方を 紹介しています。
これらの本を御希望者の方は、住所氏名と希望の本の名前を書かれたメールを下さい。
主催者 赤沼侃史(心療内科医師)
登校拒否、不登校、引きこもりで悩んでいる人、その親からの相談を受け付けています。費用は無料です。秘密は守られます。

登校拒否研究室では、子供の立場から、登校拒否を中心にして、いろいろな子供の問題を考えようとしています。判断の基準は、思い付きや経験に頼らないで、脳科学を大胆に当てはめています。多くの方の御意見をお待ちしています。

◎相談、御意見、などは

E-MAIL office@toukoukyohi.com
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掲示板
<掲示板アーカイブ>  2012/1/21

子どもの心に寄り添って(31)

あ、そうだ!

 娘が不登校引きこもりになって五年がたちました。最近母親が常識を捨てて、娘の非常識な要求を叶えるようにしだして、娘と母親との関係がどんどん変わってきました。娘と母親との会話が増えてきました。

 ある日、母親が相談しているカウンセラーを娘が訪ねて行き、カウンセラーと話をしました。その会話の中でカウンセラーから
「今のまま不登校、引きこもりをしていて良い。何もしなくて家の中でごろごろしていて良い。何かしたくなったら、何か楽しいことがあったら、親が反対してもそれをしなさい」
と言われました。

 その後で娘は私に
「私には何もしたいものがないし、何も楽しいものもない。」
とがっかりした様子で言っていました。私はその話を相づちだけ打って聞き流しました。その娘が突然
「あ、そうだ。料理をしてみたい。今日はチョコレートケーキを作りたい。」
と言いだして、すぐにレシピーの本取り出して作り始めました。私としては台所を占有されて迷惑なのですが、娘が何か言い出すまでぼけーっと見ていました。
「母さん、チョコレートとバターがないから買ってきて。」
と娘が言ったので、私はすぐに買いに出かけました。

 このことを契機に、娘は私からだんだん離れていきました。それまでは私が側にいないととても不安がったのですが、昼間一人で出かけていきます。夜は私と同じ部屋で寝ていたのに、今は自分の部屋で寝ています。今の私は何か寂しさも感じてしまいます。娘の不登校がなければ、きっと過干渉の母親、管理だけの母親を続けていたと思います。娘を苦しませ続けていたと思います。


親のせい

 母親が言った何気ない言葉で、子どもが荒れてしまいました。子どもは「全て親のせいだ」と言いました。それを聞いて母親は腹を立てましたが、自分を押さえて「辛いね。ごめんね。お母さんが悪かった。」と謝りました。

 もしこのとき母親が怒ったら、母と子どもの間の信頼関係を壊してしまいます。子どもはひどく荒れまくったでしょう。子どもは死ぬほど辛かったのです。辛さは潜在意識から生じますから、子どもには辛くなる理由が分かりません。そこで辛さの原因を親の責任にして少しでも楽になろうとしているのです。母親が「そうだね。ごめんね。」と言ってくれると、子どもの心がとても楽になり、子どもは母親を信頼して元気になっていきます。

 「子どもから学ぶ」と言う言葉があります。子どもと大人の常識から見るのではなくて、子どもの一挙一動を子どもの心に沿って理解しようとするものです。子どもの行動を拒否したり、怒ったりしたら、「子どもから学ぶ」ことになりません。子どものあらゆる行動をそれで良いと受け入れたなら、子どもは親を責めることが無くなります。親を信頼してその子どもなりに社会と関わろうとします。

 母親の対応が子どもの心に沿うとは、その対応で子どもが落ち着くようになることです。多くの子どもは母親の前で良い子を演じることがないからです。子どもが辛くて、その責任を「親のせい」と言っている間は、子どもが親を信頼していないという意味にもなります。